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コンセプトデザイン


地面を掘り起こす前に、そして、一本目の鉄筋あるいはコンクリートが届く前に、データセンターが堅固な基礎に構築されているか確認することが最重要ステップとなり、このステップを怠ると、長期的にその価値を落とす結果となります。

す何が重要か?
データセンターのライフサイクルにおいてデザイン、建築および運用といった各段階は非常に重要であると同時に、コンセプトデザインは、施設の様々な重要部分を決定付けます。「基礎の基礎」と考えられます。この段階において重要となるのは、設計条件を考慮した能力所要量となります。更には、後にデザイン認定の要件を満たす期待や要望がある場合には、この段階で設計基準にデザインを揃えることが重要です(別の言い方をすれば、評価要件を満たす要素がコンセプトデザイン段階において考慮されていなければ、TIA-942 評価3という目標を達成することは、まずないと考えられます)。後の調整することは可能ですが、コストが高くなることは否めないと考えられます。この要素を早期にまとめることで、短期的にも長期的にもコスト削減につながります。

他の基本的要素といえば、インフラストラクチャの柔軟性です(すべてのデータセンターが無限の柔軟性を備えて構築される必要はありません。データセンターの寿命に関わらず、これもまた最終的にコスト削減につながることとなります)。次のステージ(詳細設計)を予測した上でコンセプトデザインを設計するには、経験および先進デザインとソリューションについての不快知識が必要となります。そのデータセンターは最高のモジュラー戦略を使用して構築されているかもしれません。そのデータセンターは、最高のコロケーション施設のスイートをカスタマイズして構築されているかもしれません。そのデータセンターは、複雑な地形、気象や地震が多い環境で構築する必要があるかもしれません。施設の使用、容量、所在地および耐障害性のすべての局面を考慮しなければなりません。

普通と極限のデザイン
グローバルデータセンターエンジニアリングの設計士は、非常に安定したものから想像もつかないような極端な物理的条件にいたるまで、様々な構成および構造のデータセンターを数十年に渡り、考慮して設計してきた経験を持っています。時に、データセンターは、安定した土地上や理想とする気候の中で構築することができません。時に、データセンターは、空港や断層線上に構築しなければならないことがあります(東京やカリフォルニアをはじめ、世界各国でこのような設計および構築を経験してまいりました)。ビジネス上、このような極限の環境でデータセンターを構築せざるを得ない状況は少なくありません。弊社は、文字通りどこでも建築して運用できるような革新的な設計やソリューションを提案するために必要な経験を培っています。GDCEは、どのようなチャレンジにも関わらず、あなたの次のデータセンターのプロジェクトの実現に貢献する準備が整っています。